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会計年度を英語で表現する方法
〇年度と〇月期の使い分け

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〇年度を英語で表すには

会計年度を表すときは"fiscal"という単語を使います。

fiscalは国家財務レベルの「歳入の」「予算の」という意味から、企業レベルの「財務の」「会計の」といった意味まであります。

会計年度を英語で表す場合はいくつか方法があって、例えば2021年度であれば、"fiscal year 2021"、"fiscal 2021"、"FY 2021" などの表現が可能です。

例:「2021年度財務成績」の英訳
  • Financial Results for the Fiscal Year 2021
  • Financial Results for the Fiscal 2021
  • Financial Results for the FY 2021

"FY 2021" の書き方について、文章中では間に半角スペースを入れるのが多い印象ですが、入れないこともあります。

図表で余白がないなど、デザイン上の制約からスペースなしにすることもあります。

また、英語では省略表記する場合、基本的にドットが必要です(参照 >>会社名の正しい英語表記|Co., Ltd.によくあるミス)。しかし、fiscal year ⇒ FY に関しては、慣例的にドットをつけません。

日英で年度の表記が異なる場合がある

日本の多くの会社は、4月始まり3月終わりを1年度としています。

しかし、外国の場合は、1月始まり12月終わりであることが少なくありません。

ここでやっかいなのが、始まりの4月の年を基準にするのか、終わりとなる3月の年を基準にするのか、英語ではどちらで表現するか、会社によって方針が異なることがあります。

つまり、fiscal year 2021 の期間が[2021年4月~2022年3月]であるのか、[2020年4月~2021年3月]であるのか、解釈に食い違いが生まれる可能性があります。

日本語では、多義的な解釈を避けるために、〇月期というような表現を取ることがあります。

例えば、2021年度3月期といえば[2020年4月~2021年3月]の期間を指します。

そして、英語でも同様な表現を取ることができ、決算短信では次のような表現をよく目にします。

「2021年3月期決算短信」の英語は:

Financial Results for the Fiscal Year Ended March 31, 2021

直訳すると「2021年3月31日に終わった会計年度中の財務成績」となります。

具体的に年度終わりの日付を明示することで、解釈の食い違いを避けることができます。

ちなみに、もし連結決算であれば頭にConsolidatedをつけるだけでOKです。

「2021年3月期決算短信(連結)」の英語は:

Consolidated Financial Results for the Fiscal Year Ended March 31, 2021

なお、"ended"はすでに過ぎ去っている場合に使います。

上記例文では、2021年3月31日よりも未来にいて、過去を振り返る場合に使います。

もし、まだ2021年3月31日が到来していないなら、"ending"にします。

厳密性が求められるシーン(決算報告や財務報告など)では、このような〇月期に相当する英語で表現することができますが、通常の文章では、"fiscal year 2021"、"fiscal 2021"、"FY 2021"とした方がスマートだと思います。

あわせて覚えておきたい半期/四半期の英語

上半期(上期)の英語は first half、下半期(下期)の英語は second halfです。

それぞれ、"H1" "H2"と短縮表記することもあります。

半分の1番目、半分の2番目という成り立ちですね。

そして、四半期も半期と同様の成り立ちです。

第1四半期の英語はfirst quarter
第2四半期の英語はsecond quarter
第3四半期の英語はthird quarter
第4四半期の英語はfourth quarter

となります。

それぞれ、Q1、Q2、Q3、Q4と短縮表記することもあります。

財務書類などを英語で読むときには頻出ですので、ぜひこの機に覚えてみてください。

英語をわかりやすく解説!

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