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『コツコツやる人のためのAdSense攻略本』
広告の設置・選別

本ページは、オフィスペンぎん著『コツコツやる人のためのAdSense攻略本』の本文からの抜粋です。

PV数が増えてきたら、打率をあげるために広告の設置を合理化し、選別を行います。

訪問者の心理状態にあわせて設置する

広告をどこに設置すべきかは、特定の場所を基準に考えるのではなく、訪問者の心理状態を基準に考えます

例えば、記事型のサイトであれば、記事の後ろは特定の場所として定番です。なぜなら、訪問者はその場所にくるとき「読み終わったから、次に何しようかな」という心理的な状態になっているからです。

また、ファーストビューも特定の場所として根強いです。なぜなら、読者はページを開いたとき、何かを探すという心理状態になっているからです。

どちらの場合も、その心理的な欲求の答えとして、広告をクリックするという選択肢を与えています。

とりわけ、ネット上では「広告はファーストビューと記事の終わりに設置する」という表面的なアドバイスを見かけますが、大切なのはその場所ではなく、その場所がなぜ有効であるのかを考えることです。

例えば、全ての訪問者が記事の全てを読むとは限りません。記事の内容や構成によっては、記事を読み終わらずに離脱することも十分に考えられます。つまり、そのような兆候(記事の後ろの広告クリック率が相対的に低い、想定読了時間よりもページ滞在時間が短いなど)のあるページでは、記事の後ろの広告だけでは不十分なので、記事途中にも広告を設置すべきだと対策を導けます。もちろん、心理的な区切りになりそうな場所に設置します。

PC表示の場合、サイドバーには他ページへの入口があると自然に認識されます。つまり、訪問者がサイドバーに目を向けるときは、心理的に「移動する」「探す」の状態なので、サイドバーにも広告は設置すべきです。

心理的に不合理な行動を訪問者に取らせるのは難しいです。つまり、記事を読んでいる真っ最中に、広告をつきつけてクリックさせるのは、不適当といえます。さらに、そのような心理状態をかく乱する行為は嫌われます。

実際のところ、収益が最大となる広告設置場所は、サイトやページによって異なり、設置パターンごとに比較検証しなければわかりません。しかし、訪問者の心理に焦点をあてると、収益性の高そうな場所の候補を選定しやすくなります。

自動広告は実際の挙動を確認する

AdSenseの自動広告は、Googleが広告の掲載に適した場所を判別して、自動的に広告を表示してくれるものです。表示をすべてまかせることもできるし、部分的に従来どおり広告ユニットを自分で設定して、残りを自動広告にまかせることもできます。

広告コードをページにひとつ設定するだけという手軽さと、デバイスごとに最適なサイズで表示してくれるレスポンシブ対応は、自動広告の魅力といえます。

しかし、自動広告を使用すると、広告が強引に表示されて、サイトのつくりや見た目が崩れることがよくあります。この点については多くのユーザーから声が上がっていたようなので、今後は改善される可能性もありますが、自動広告を使用する場合は、実際にどのように表示されるか確認するのは必須です。

不適切な広告を排除する

AdSenseは、コードを設置するだけで、自動的にさまざまな広告を配信してくれますが、中にはサイトにそぐわない広告もあります。そのような広告は、AdSense管理画面から表示しないように設定できます。

まず、管理画面の「ブロックのコントロール」→「デリケートなカテゴリー」で、カテゴリーごとに表示の許可・不許可を選択することができます。同画面では、各カテゴリーごとに、実際にどれだけ広告が表示され、収益の割合をどれぐらい占めているのかも確認できます。

また、「ブロックのコントロール」→「広告レビューセンター」では、個別の広告に対してブロックすることができます。私は、だいたい1カ月に1回ぐらいはどのような広告が表示されているのか確認して、不適切なものがあったらブロックするようにしています。

訪問者にとって不愉快な広告が出るのは、離脱を誘発しかねないので極力避けたいところです。怪しい広告は、ひとたびブロックしてもゾンビのように増殖しては、再び表示されるので、定期的に広告レビューセンターを確認するのがベターです。

『コツコツやる人のためのAdSense攻略本』

本書の本文は本サイト上ですべて公開していますが、電子書籍版ではこの他にもサイトマネタイズに役立つコラム記事や「ざっくり一問一答」も収録しています。

目次

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