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すべての個人クリエイターが読むべきマネタイズ+α本
『バカ売れアプリ生活』

こんにちは、オフィスペンぎんです。

私は、長らくウェブサイトやウェブサービスを運営しているので、ユーザー数の増やし方や収益の最大化について試行錯誤を繰り返しています。

ウェブ上はもちろん、書籍からも知見を得ようと試みていましたが、何年もやっていると新鮮味のある発見はなくなります。

どこも書いてあることは似たり寄ったり、大した情報ではなかったり、理論が先行しすぎて実践的ではなかったり。

もはやインプットに大した期待もしなくなっていた頃、ついに革命的な本に出会いました。それが『 バカ売れアプリ生活 』(著者:ひさしApp)です。

どのように頑張れば良いのかを教えてくれる

『バカ売れアプリ生活』は、ウェブサイトやウェブサービスの運営において、自分史上最も影響を受けた本であり、実際に役に立った本です。

タイトルどおり、アプリ開発者向けに書かれた本ですが、自分の武器(私の場合はウェブサイトとウェブサービス)を強化して、ユーザー数を増やし、収益を最大化するという意味では、あらゆるクリエイターに応用が効きます。

というのも、この本は技術書ではなく(技術的な内容にもふれていますが)、個人クリエイターが開発や集客、マネタイズにおいて遭遇するであろう困難や、それを乗り越える方法、一歩先に二歩先に進んで、結果的に大きな成果を手にするための手段や視点を具体的に示しているからです。

思えば、抽象的な概念や理想的な理論に留まる本が多い一方で、『バカ売れアプリ生活』はきわめて具体的で、実践的です。

『バカ売れアプリ生活』は、技術的な話よりも、戦略的な話にフォーカスしています。

加えて、セルフマネジメントやノマド的な働き方について、具体的な経験談もあるので、リアルに参考になります。「おしゃれなカフェでブログを書いて月30万円」といったアホなものではありません。

私が『バカ売れアプリ生活』をはじめて読んだときは、武器は違えど、クリエイターとして同じような課題や困難にぶつかるのだなっと共感が大きく、そしてこの著者がそれを解決するために取った手段が、一般人でも実現可能なステップで書かれていたのが印象的でした。

著者の言葉を借りると「天才性ではない言語化可能な範囲」であるのが、この本の最大のポイントだと思います。

ただし、もちろん努力が必要になるのが前提です。少なくとも、この本は「1日10分の作業で毎月10万円稼げるようになる方法!」のようなきな臭い本とはまるで違います。

これだけ競争の激しい分野で、際立ったスキルや天才的なひらめきがない状態では、努力するのがあたりまえであって、『バカ売れアプリ生活』はどのように努力するのか、努力のベクトルに対して明確な答えを用意しています。

内容は極めて現実的でロジカル、分析的にテクニカルです。

適切にPDCAを回し続けていけば、私のような一般人でも一歩ずつ成功に近づけるとわかって、勇気や自信をもらえたし、なによりもっと頑張っていこうと思えるようになりました。

『バカ売れアプリ生活』は、あらゆるクリエイターにとって、きっと多くの収穫がある本だと思います。

役立つだけじゃなくユーモラスでおもしろい

『バカ売れアプリ生活』は、実践本として役立つことは間違いないですが、文章がユーモラスだというのも独特さを際立たせています。

堅苦しい文章ではないので、気軽に読めて、まるで著者から直接体験談を聞いているようです。

『バカ売れアプリ生活』は、もとは著者が個人出版してデジゲー博で販売した『自作ゲーライフ』という本が元になっています。

そのためか、どこか普通と違う独特なテイストがあって、とても読みやすくしあがっています。

著者「ひさしApp」さんについて

私は、『バカ売れアプリ生活』を読んであまりに感動したので、勢い余ってTwitterに登録し、ひさしAppさんをフォローし、終いには直接ひさしAppさんに突撃して、インタビューさせてもらいました。

『バカ売れアプリ生活』著者:ひさしAppさん

『バカ売れアプリ生活』著者:ひさしAppさん

積極的とはいえない性格の私がここまでするのは、後にも先にもこの時だけです。

インタビューの内容はひさしAppさんにインタビュー!で公開していますので、あわせてご覧いただければと思います。

『バカ売れアプリ生活』は、私がTwitterを始めたきっかけの本であり、クリエイター界隈の方々と交流をはじめるようになったきっかけの本でもあり、人生を刺激的な方向に転換してくれたといっても言い過ぎではありません。それだけ「この本は違う!」と思わせる独創性や異色性、充実度があります。

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